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闇金の取り立て行為。暴力のリスクはゼロではない

■目次

闇金の取り立て行為。暴力のリスクはゼロではない

闇金が暴力に訴える危険性

暴力的な取り立て

闇金と聞いて第一に思い浮かべるのは怖いというイメージでしょう。金を返さなかったら暴力を振るわれるのではないかと、心配になる人も少なくありません。
取り立てのために暴力を振るうかどうかについては、それぞれの業者によって対応が異なります。基本的には精神的な追い込みをかける業者の方が多く目立ちますが、中には暴力に訴えてくる所もあるのが事実です。
暴力に慣れている一般人はいません。家族のいる人であれば、家族にまで危険が及ぶリスクにおびえる事もあるはずです。絶対に来ないとは言い切れないからこそ、闇金に対する恐怖心も強まっていくのでしょう。

 

090金融の場合は暴力を振るう可能性が低い

090金融は自分たちの正体を明かさず、携帯電話やスマートフォンのみを利用して店舗を構えずに活動しています。融資から取り立てまでを基本的には全て電話を介して行っているので、家にまで闇金が押し掛けてくるような事態は滅多に起こりません。
そのため、結論としては暴力に訴えてくる危険性も低く、手口の多くは陰湿な嫌がらせや第三者への脅迫電話による被害などとなるでしょう。
ただし絶対に家には来ない、暴力を振るってくる危険性は皆無であるとは言い切れません。身の危険を感じるような事態になる前に、専門の法律家に相談する事が重要です。

 

対面式の闇金業者は暴力のリスクあり

闇金業者の活動形態は時代とともに変化していきます。最近ではLINE やTwitterを使用して金銭に困っている人を勧誘し、消費貸借の申し込み手続きをさせる闇金が出てきています。
この手の闇金の多くは、金を貸したり返したりする際に対面の方式を取っています。自宅に闇金が訪れてくることも少なくないため、家へのイタズラなど、直接的な被害にも繋がりやすくなります。
また、対面式の闇金業者は暴力を振るってくるリスクも合わせ持っています。払わなければ必ずしも暴力を振るわれると言うものではありませんが、非対面式の闇金に比べれば自ずとリスクの要素は大きくなるでしょう。

 

闇金業者の取り立て手口

闇金業者は自ら取り立てを行うばかりではない

闇金業者は自分達で取り立てを行うばかりではありません。金を貸しつけた顧客を使い、別の顧客に対して取り立て行為をさせに行く場合もあります。
借金をしてしまったものの払いきれなくなった顧客は、闇金に対して常に弱みを握られているようなものです。何かしらの命令をされれば従わざるを得ない状況にまで追い込まれているケースもあります。

 

顧客を取立人として送り込む手口

弱い立場にいる顧客を利用して、闇金は他の顧客への返済を迫らせています。取り立てをする顧客と取り立てをされる顧客とで、悪循環を生み出し続けることになるのです。
取り立てをさせられる側は、闇金の指示通りに金銭の回収をしなければ自分が怖い目に遭うかもしれません。バイトなどと言った名目で取り立てに行かせることが通常ですが、やっている事の中身は脅迫と同じです。
取り立てに行く顧客は当然ながら、好きで別の顧客に返済を迫っている訳ではありません。取り立てに失敗して金の回収が出来なければ、その人自身が再び執拗な取り立てや嫌がらせに晒されます。そういった脅しをかけられているため、他の顧客からの取り立てを拒むこともできません。

 

どんな闇金でも家に来ないとは言い切れない

家に来る闇金は取り立てを徹底する恐れがある

闇金の多くは小口融資が基本であるため、確実に払える見込みがないと分かった顧客はすぐに諦めます。しかしわざわざ家に来て脅しをかけ、それだけにとどまらず暴力に訴え出てくるような闇金ともなれば、金を返すまで執拗に顧客を追い回すかもしれません。
闇金が家に来てしまうと家族には迷惑がかかりますし、近所からは嫌な目で見られる恐れもあります。生活自体が破綻しかねない状況を生み出すこととなるので、事態が悪化する前に早めの対処が必要です。

 

闇金が家に来る前に弁護士へ相談するべき

闇金業者は弁護士が介入すれば電話一本でおとなしく引き下がるケースが多いです。家に来られた、暴力を振るわれたなどといった大きな被害を発生させてしまう前に、闇金対応に強い弁護士にまずは相談するべきでしょう。