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闇金の取り立て電話。無視しても良いケースと駄目なケース。

■目次

闇金の取り立て電話。無視しても良いケースと駄目なケース。

闇金からの取り立て電話は、無視すると危ない場合があります。金を実際に借りてしまっていると、無視する事によって嫌がらせ激化などと言ったリスクが出てきます。反対にキャンセル料であれば、基本的には無視を決め込むことが望ましい対処法です。

 

闇金から電話がかかってくる場合

しつこい取り立て電話

闇金から金を借りると、その時には快く貸してくれます。しかし後になってみれば取り立ての方法は強引であり、執拗な取り立て電話は後を絶ちません。度重なる嫌がらせにも辟易してしまう事でしょう。
また、実際には借金をしていないにもかかわらず、被害に遭うケースも多発しています。キャンセル料の請求と称して、しつこく取り立て電話をかけてくる場合があるのです。

 

無視すべきかどうかはケースによる

闇金からの被害を逃れるための手段の一つに、着信拒否をして闇金を無視するというものがあります。着信拒否をしてしまえば闇金からの取り立て電話を受ける心配もなくなります。しかしこれはケースによって事態を悪化させる場合もあるので注意が必要です。

 

闇金から金を借りていない人

基本的に無視するべき

闇金とは思えないほど、クリーンなホームページの外観に騙されてしまう人は多いです。むしろ闇金と知らずに申し込んできた人を食い物にしてやろうといった魂胆もそこには潜んでいます。
闇金とは知らずに融資の申し込みをしてしまったものの、その後キャンセルをする事によって高額なキャンセル料を請求される事があります。これは典型的な闇金のキャンセル詐欺による手口です。1円の融資でさえ行っていないにも関わらず、数万円に及ぶ高いキャンセル料を強引に取り立てようとしてきます。
このようにキャンセル料を請求された場合、基本的には無視を決め込むことが最善策となるでしょう。
着信拒否をされたとしても、融資を行っていない闇金としては損失を出す事もありません。金をとれないと分かれば早い段階で諦め、取り立て電話も自然と収束する可能性が高いです。

 

キャンセル料は払う必要のないお金

キャンセル料の請求は闇金による詐欺の手口です。やっている事は単なる言いがかりと全く変わりありません。
そもそも払う必要のないお金である事を理解し、要求に対して素直に従ってしまう事がないよう注意しておきましょう。

 

闇金から金を借りている人

無視するのは逆効果

闇金から金を借りてしまった人は、取り立て電話を無視してしまうと逆効果になる恐れがあります。闇金からの借金は返す必要のない金です。しかしながら借りた事実を変える事はできず、借りたまま返さなければ闇金側としては元金分の損失が出ます。
キャンセル料に関しては、得られれば儲けものであると言った程度の利益です。それに対して借金の元金は、貸したのに返ってこなかった損失に他なりません。
無暗に着信拒否をして闇金を無視してしまえば、損失を出させた相手に対して闇金も逆上するかもしれません。嫌がらせの激化などに繋がる危険性があるため、実際に借りてしまった人は無視をするべきではないでしょう。

 

第三者にまで被害が及ぶ危険性

融資の際に緊急連絡先を渡していれば、家族や会社の連絡先が闇金に押さえられています。そのため顧客本人と連絡がつかなくなると、家族などに取り立て電話が行ってしまうリスクが生じます。第三者を巻き込む恐れがあるので、金を借りた人はやはり無視する事を控えるべきです。

 

弁護士であればどちらのケースも解決可能

借りていない人の場合

キャンセル料は闇金の詐欺によって言いがかりを付けられたお金です。つまりは不当でしかない請求金額と言えます。
闇金に強い弁護士は、金を借りている相談者のケースも迅速に解決できます。そのため借りていない人の場合であれば、より短時間でのトラブル解消が望めるでしょう。

 

借りている人の場合

無暗に無視してしまうと火に油を注ぎますが、弁護士に相談すると早ければ即日で話がまとまります。
闇金に金を借りてしまったという落ち度があってもなお、弁護士に相談すれば取り立て電話から解放されるでしょう。キャンセル料と同様に、こちらも返す必要のない借金です。金を支払わない旨もきちんと最後まで交渉してくれます。