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闇金の取り立てが家族に及ぶ理由|未然に防ぐにはどうすれば良い?

■目次

闇金の取り立てが家族に及ぶ理由|未然に防ぐにはどうすれば良い?

闇金の取り立て被害は家族にまで及ぶ

 

闇金による緊急連絡先の確認

法律の範囲内で営業を行っている消費者金融業者に比べ、闇金では多重債務者などを含めて誰であってもお金を借りやすい形態をとっています。誰にでも貸すからこその暴利であるとも言えますが、しかし闇金業者であっても融資を断る原因となるものも存在します。それが緊急連絡先の有無についてです。
闇金で借金をするときには、自分以外の第三者の連絡先を確認されます。緊急連絡先と言えば一般的に家族を想定する事が多いでしょう。闇金は家族の名前や住所や電話番号を確認し、1件から3件程度の緊急連絡先を手に入れてから初めて融資の相談に応じます。
反対にこの緊急連絡先の確認が取れない場合、たとえ闇金であっても融資はしない事が多いです。緊急連絡先として教えられた家族の情報はいわば人質であり、貸した金が返ってこない場合の担保として抑えられているのです。

 

なぜ闇金は本人の家族にまで取り立てを行うか

連帯保証契約でも結んでいない限り、本人以外の第三者にある日突然借金の返済義務が発生する事はありません。ところが闇金は正規の金融機関からは逸脱した違法な組織です。緊急連絡先として押さえた第三者の個人情報を、本人の代りに借金を返済させるための道具として利用する事も少なくありません。
また、いざというときには家族の存在を人質にとり、借主本人に圧力をかける手段に出る事もあります。誰しも家族に迷惑などかけたくないものです。ましてや家族に内緒で闇金から借金をしている人の場合、尚のこと家族への電話をされるわけにはいかなくなります。なかなか金を返さない人や、返す余裕がない人を精神的に追い込むのが闇金の手口なのです。

 

闇金に知られてしまった緊急連絡先はどうなるか

家族にまで被害を及ばせて返済義務を煽る

闇金が家族の連絡先を知っていると、家族にまで被害が及ぶリスクが伴ってしまいます。闇金に渡った緊急連絡先が両親や配偶者のものである場合、本人に代わって返済を迫る事が多いです。本人との関係性が高いことから、本人を追い詰めて返済を求める手段としては良くある手口として使われます。
たとえ本人が家族に内緒にしていたとしても、闇金がそれに対する配慮を行う訳もありません。むしろ本人の人間性を貶めるようなウソの情報を家族に流すことまであります。
また、家族に借金の返済を迫る以外にも、悪質な嫌がらせを行う危険性は常に伴います。飲食店に何十人前ものデリバリーを注文し、それを家族の元へ勝手に届けさせるような話を聞いた事のある人もいるはずです。
犯罪に巻き込んだり、脅迫電話を掛け続けたりすることも少なくありません。闇金に家族の情報を知られる事によって受ける被害は非常に大きなものになります。

 

会社にバラすと脅迫する

闇金が会社に連絡をする場合、大抵は社内における本人の立場を悪くさせるための暴挙に出ます。電話口に出た従業員を脅したり、業務に支障をきたすほどのいたずら電話を繰り返したりとその手口は悪質です。
本人が闇金から借金をしている事実はもちろん暴露されるため、社内での立ち位置はとても悪くなってしまいます。名指しで闇金からの連絡が会社に入れば、昇進しづらくなってしまう他、場合によっては退職に追い込まれる危険性まで考えられるでしょう。
会社の番号を緊急連絡先にして闇金に教えてしまうのも、家族の情報を渡すのと同様に危険です。その後の人生を大きく左右する事となるので、闇金とのつながりを一刻も早く解消しなければならない状況に追い込まれます。

 

第三者に借金の取り立てを行う場合も

家族でもなく勤め先でもなく、時には友人や近隣住民の電話番号を人質に取られるケースもあります。本人との親族関係など一切ない友人であっても、闇金は容赦なく第三者への取り立てを行う場合があります。
仮に本人との連絡が取れなくなった時、闇金はそこで諦める訳でも本人の居所を突き止めようとするのでもなく、本人と関わりのある第三者へと手を伸ばします。思わぬ被害を受けた第三者から本人へと確認の連絡が入れば、本人としても黙って逃げている訳にはいかなくなるはずです。闇金からも友人からも責められる事態となり、困窮した立場へと立たされることになるでしょう。

 

第三者への被害を防ぐためには弁護士に相談するべき

闇金に対する恐怖心の増大

家族の安全を人質に取られてしまった場合、本人としても一刻を争う事態に焦りばかりが募ります。家族に迷惑がかかってしまうのは、本人にとっても家族にとっても取り返しのつかない状況でしょう。
また、もしもまだ家族への電話が入っていない段階においても、いつ家族に借金を知られてしまうかという気持ちが付きまといます。家族の情報を押さえられてしまう事によって、闇金に対する恐怖心は殊更に大きなものとなるのです。

 

未然防止のためには弁護士への相談が何より

弁護士に闇金相談をしていれば、家族へと被害が及ぶ前に即日解決してもらえる可能性が高まります。依頼をするとすぐに闇金対応へと取り掛かってくれるので、一刻を争う状況下であっても安心して任せられます。
担保として情報を押さえられている家族や会社については、必要があれば弁護士から適切なフォローを入れてもらえます。社会的な立場や信用を失わずに済むのも、弁護士に相談して得られるメリットの一つです。